幻想的な光景のイーペン・サンサーイ祭り(熱気球の打ち上げ)

2012年11月26日
ロイクラトン(灯篭流し)は毎年11月(陰暦12月)の満月の夜にタイ全土で行われるお祭りで、思い思いに飾り付けをしたクラトン(灯篭)に願いを託して川に流す。チェンマイでは「チェンマイ・イーペン祭り」とも呼ばれる。

そしてちょうどこの時期、起源は異なるが似たような意味合いを持つ「イーペン・サンサーイ祭り」と呼ばれるお祭りがチェンマイ郊外のメージョー大学敷地内にて行われる。クラトーン(灯篭)を川に流すのではなく、コムローイ(熱気球)を空に放つ。

日本のテレビ番組でもたまに紹介されることがあるらしく、地元よりもむしろ海外での知名度の方が高いイベントかもしれない。実際のところ、チェンマイに住む私はずっとその存在を知らず、今回たまたま日本経由で知って初めて参加した次第。

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イベント当日(11月24日)、打ち上げ開始予定時刻(午後7時30分)の3時間以上前に自家用車で会場に乗り込むも駐車場には入れてもらえず。仕方なく会場入り口脇に路上駐車。聞くと、何かのカード(プレスカード?)を持っている人しか駐車場には入れないとのこと。

入り口から中心部までは徒歩数分。途中、参加者に食事を配給していたので、我々一行も行列に並んでタイカレーやタイ焼きそば、揚げバナナ、水などにありつく(すべて無料)。なにせお腹が空いても喉が渇いても会場内では食べ物も飲み物も一切売っていないから、ここでお世話になるしかないのだ。お金では買えない価値がある。

イーペン・サンサーイ祭りの会場

午後5時過ぎ、このイベントの最中心部ともいえる仏塔を見渡せる好位置に辛うじて撮影場所を確保。しかし狭すぎて座ることさえままならず。3時間以上もここで立ちっぱなし。
※熱気球を1つ100バーツで購入(厳密にはタンブン=寄付)すれば仏塔周辺の敷地内に入って打ち上げに参加することも可能。

ロウソクを手に巡回する人々

午後6時過ぎ、お坊さんによるありがたい読経を延々1時間以上聞かされた後、ろうそくを手にした人々が仏塔の周りを巡回(儀式のようなもの)。

コムローイ(熱気球)の打ち上げ準備

午後7時半過ぎ、ようやく目当ての熱気球に灯が入り、打ち上げの準備。

準備万端の熱気球

仏塔周辺ではなく、なぜか右手後方から熱気球が次々と上がり始める。

一斉に放たれる熱気球

合図とともに、一斉に空へ!

熱気球の大群

辺り一面、幾千もの熱気球で埋め尽くされる。幻想的な光景。

空高く舞い上がる熱気球

そして熱気球の群れは大空高く舞い上がり、

熱気球の銀河

星となった。

…というのは冗談で、実際にはそのうち火が消えて墜落する。たまに火が付いたまま墜落して火事になることもある…というのは冗談のような本当の話。ちなみに熱気球の本体は紙でできていて、竹製の丸い枠の中心部に蝋燭が付いているだけの簡素なもの。

打ち上げ花火

熱気球が一斉に放たれた後、イベントの締めくくりとして打ち上げられた花火。


これだけの大イベントであるが故、家に帰るのも一苦労。まず、自分たちの車に辿り着いても前後を狭い間隔で路駐された車にはさまれており身動きがとれない。ようやく動けたかと思えば、今度は遅々として前に進まない。ただ幸いにも途中で脇道に逃れることができたため、まともに進むよりは早く渋滞を抜けられた。

ところが、その後しばらくして突然激しい雷雨に見舞われ、辺り一帯が大停電。ただでさえ薄暗い田舎道の街灯がすべて消え、真っ暗闇。豪雨と停電とで数メートル先も見づらい状況。そんなこんなで、本来なら30分とかからない道のりを1時間半以上もかけ、やっとの思いで帰宅した。


■イーペン・サンサーイ祭りの開催日

2011年10月29日(土)
2012年11月24日(土)
2013年11月16日(土)
※毎年異なるため次年度の正確な日程は現時点では不明(例年7〜10月頃に判明)。

■イーペン・サンサーイ祭りの開催場所

チェンマイ県サンサーイ郡メージョー大学敷地内ランナー・ドゥタンカ・メディテーションセンター


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23 Nov 12 at 13:30
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