日本の楽天銀行からタイのカシコン銀行へ海外送金 - メリットとデメリット

2014年02月28日
楽天銀行の海外送金

先日、楽天銀行の海外送金を初めて利用した。簡単なようで非常にややこしい側面もあるので、いくつかの注意事項を書き留めておきたい。個人的な忘備録を兼ねて。

まず、送金手続きをする前に、以下の下準備が必要。

●楽天銀行の口座開設(所要9日〜2週間)→口座開設はコチラ
●海外送金の申込(所要2〜5営業日)
●受取人登録 ※受取人と受取銀行の詳細情報
●口座への入金

そのうえで、

1. 楽天銀行ログイン

・ユーザID(英数字8〜12桁)
・ログインパスワード(英数字6〜12桁)
 →追加認証
・支店番号
・口座番号
・合言葉(全角ひらがな 2文字〜30文字)

2. 海外送金タブ→ログイン情報の確認

・暗証番号(4桁〜12桁半角数字)
・生年月日
 →海外送金専用ユーザIDを確認

3. 海外送金ログイン

・海外送金専用ユーザID
・海外送金専用ログインパスワード(半角英大小文字数字記号8文字以上)

…と、幾重もの超厳重チェックを経て、ようやく海外送金の取引画面に辿り着ける。当然、途中どこかひとつだけ忘れても(間違えても)先には進めない。私は最後の「海外送金専用ログインパスワード」を忘れて何度もロックがかかり(*)取引画面まで辿り着くのに何時間もかかってしまった。

* 一定回数以上間違えるとアカウントがロックされ、「1時間」経過すると自動的にロック解除されて再度トライできる。パスワード再発行の場合は郵送となり、「数日」かかる。

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比較のため(といっても正確な比較は難しいけれど)、前回ゆうちょ銀行から国際送金したのと同じ金額を送金してみた。送金データは以下のとおり。

処理日時:2014/02/21 08:44:06 JST
送金通貨:THB
送金金額:141873.07
レート:3.23
送金金額(円貨):458250
手数料:1750(*)
取引金額 合計:460000

* 送金手数料(750円)+海外中継銀行手数料(1,000円)

これに対し、タイ(チェンマイ)のカシコン銀行口座に入金されたのは2月25日の昼頃(と思われる)。手続きから4日目、土日を除けば2営業日目に届いたことになる。
※楽天銀行のサイトには「通常、送金日+1日〜3日での着金」と記載されている。

そして実際にカシコン銀行の口座に入金された金額は141,873.07バーツ。送金手続き時に表示された送金金額(1バーツ=3.23円換算)そのままの額である(*)。送金時点の為替レートはカシコン銀行のサイトによれば1円=0.31482バーツ(BUYING RATE "BANK NOTES")→1バーツ=約3.18円だから1バーツあたり0.05円の開きがある。
*追記
そのままの額だったのは最初だけで、以後はなぜか指定した送金額よりも161〜177バーツ入金額が少なかった。

夜間〜早朝の為替レート

ひとつ注意しておきたいのは、送金手続きをする時間帯。楽天銀行のサイトによれば「17:00前後に更新されるレートは夜間の為替変動リスクを含むため、10:30前後に変更されるレートより円安に設定しています」とのことで、(24時間手続き可能だとはいえ)ほとんどの場合平日の10:30から17:00までの間に手続きした方が有利である。

私が確認した限りでは、夜間〜早朝の設定レートは(当日〜前日10:30〜17:00のレートに対して)1バーツあたり0.01〜0.03円上乗せされていた。つまり、10万円あたり1,000〜3,000円、100万円なら1〜3万円も違ってくる。


まとめると、

【メリット】

・24時間いつでも手続きでき、ネットですべて完結できる。
・送金時にバーツでの受取金額を指定(確定)できる。
・入金が速い。

【デメリット】(注意点)

・送金限度額は1回/1日100万円、1ヶ月200万円、1年500万円まで。
 ※ゆうちょ銀行は上限なし。
・楽天銀行の口座からしか送金できない。
 ※ATMからの入金や他行からの振込には手数料がかかる場合がある。
・ログイン時のセキュリティチェックが厳重すぎて途中で躓く可能性が高い。
 ※操作画面まで進めるかどうか事前に確認しておくべし。
・手数料は安いが換算レートはそれほど良くない。
海外中継手数料を受取人負担にすると損
・平日(日本時間)10:30〜17:00以外に手続きすると損。



posted by k | 為替・両替