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タイ在住家族(非居住者)の配偶者控除と扶養控除が厳格化されていた

2017年03月05日
海外在住者でもe-Tax(イータックス)での確定申告が可能だということは以前書いたが、私のように日本の居住者として確定申告をし、配偶者と扶養家族は海外に居住している(日本の非居住者)という場合、今年(2016年分)から「親族関係書類」と「送金関係書類」の提出を求められるようになった。

国外居住親族に係る扶養控除等の適用について|源泉所得税関係|国税庁

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posted by k | 日本脱出準備

海外長期滞在時のクレジットカード更新 - 三井住友カードの場合

2016年11月10日
三井住友カード

手持ちの三井住友VISAカードの有効期限が迫っているが、更新時期にはタイにいることが確実で更新カードを受け取ることができず、どうしたものかと思案していた。

海外移住時のクレジットカード再発行と更新でも書いたように、海外での受け取りも一応可能ではあるものの、まだ完全に移住するわけではないし、手続きが面倒なうえに追加の費用もかかる。

いっそのこと一旦解約して次回帰国時に作り直そうかとも考えたが、必ず作れる(審査に通る)という保証はどこにもない。

そこで、三井住友カードにメールで問い合わせてみたところ、以下のような回答をいただいた(要約)。

・通常はカード券面の有効期限の前月下旬頃に更新カードが届く。
・事情があれば早めの更新カード発行は可能。
・早めの発行は本会員からの電話による受付のみ(※「信用管理部」まで)。
・発行を遅らせることは不可能。
・更新カード発行には審査がある。
・更新カード発送には約1〜2週間を要する。

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posted by k | 日本脱出準備

海外在住者はe-Tax(イータックス)利用不可!? - 非居住者が海外から確定申告する方法

2015年01月25日
イータックス

確定申告の時期が近づいてきた。タイ在住者の中には、毎年このためだけに日本に一時帰国するという人もいるだろう。しかしネット(e-Tax)でどこからでも申告できるのに、何故わざわざ帰国しなければならないのか?

それは個々の手続き状況により、e-Taxを利用できる人と利用できない人がいるからである。

以前所得税法における「非居住者」の定義でも書いたが、端的に言うと、日本に住民票がない人はe-Taxを利用できない
※e-Taxに必要な「電子証明書」が取得できないため。

この重要な点には触れずに、単に「e-Taxで海外から確定申告できた」という主観的事実のみを述べた記事が散見されるので、注意されたい。

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posted by k | 日本脱出準備

タイで使える・加入できる保険一覧 - タイの医療制度と医療費

2013年06月28日
カード付帯保険

先日、来年タイに移住予定だという読者さんからタイの保険と医療費に関するご質問をいただいた。そのうち記事にするつもりではいたが、ここらで簡単にまとめておこうと思う。


A. (日本で加入できる)タイで使える保険一覧

1. 国民健康保険
一旦全額を自腹で支払い、帰国後に申請すれば「海外療養費」として支給される。ただし、全額が戻ってくるわけではなく、"日本で同様の治療をした場合にかかる費用の7割"が戻るだけ。実質半分も戻ってこないというケースも少なからずある。また、申請には「診療内容明細書」と「領収明細書」の翻訳も必要で、かなりの手間と時間がかかる。翻訳は申請者本人でも可。尚、住民票を抜くと自動的に国民健康保険の加入資格も失ってしまう点には要注意。
詳しくはこちら

2. 健康保険
会社退職後、最長2年間の「任意継続」が可能。ただし、それまでは会社側と折半だったものを全額払うことになるため、保険料は従前の2倍となる。「海外療養費」の仕組みや払戻額などは上記の国民健康保険と同じ(窓口は異なる)。
詳しくはこちら

3. 海外旅行保険
損保会社代理店で任意加入。数年単位の長期契約は交渉次第だが、私の知る限りでは最長5年間。日本語対応の連絡先があり、日本語の通じる病院を紹介してもらえ、さらにはキャッシュレスで治療が受けられる。ただし、保険を使いすぎると次回更新時に拒否される可能性が高くなると言われている。参考までに、「傷害治療費用」と「疾病治療費用」だけをそれぞれ100万円ずつの保障(この2つ以外は何もなしのバラ掛け)とした場合、保険料は5年間で約56万円(※2012年1月確認時の料金)。

4. クレジットカード
クレジットカードの種類によっては(何も手続きしなくても)海外旅行保険が自動付帯されるものがある。引受保険会社は損保各社なので対応は上記の海外旅行保険とまったく同じ。ただし、保障期間は最長でも3カ月まで(※裏ワザで3カ月ごとの延長も可能)。稀に、こちらの記事にも書いたように、海外で無期限に適用される傷害保険が付いているカードもある。また、カード会員だけが追加で加入できる独自の保険(海外でも適用される傷害保険や個人賠償責任保険など)を用意しているカード会社もある。

5. 生命保険・医療保険・傷害保険・がん保険など
生保会社や共済などで現在加入している保険があれば、海外にも対応しているかどうか確認しておいた方が良い。一旦全額を建て替えて後日の請求にはなるが、ほとんどの保険が海外でも適用されるはずである。


B. タイで加入できる保険一覧

1. 30バーツ保険
タイ人なら誰でも入れる保険料無料の公的保険。居住地に近い指定病院(公立病院がほとんど)のみかかることができ、保険適用範囲の治療であればすべて無料か30バーツ/回。ただし、患者数が非常に多いため待ち時間が非常に長く、重要な検査や急を要する手術でさえ数ヶ月待ちもざらだと聞く。

2. 社会保険
会社に勤めていれば外国人でも加入できる公的保険。12カ月以上加入していれば退職後も(何年でも)任意継続が可能で、その場合の保険料は約430バーツ/月。最初に自分で選んだ指定病院(私立病院)のみかかることができ、保険適用範囲の治療であればすべて無料。ただし、こちらも長時間待たされることが多い。

3. 医療保険
働いていない外国人でも加入できる民間保険。保険料は保険会社や加入時の年齢、保障内容等にもよるが、年額1万数千バーツくらいから。どこの私立病院でも使える反面、保険料に応じた(保険料のわりには高くない)保障上限額が決められている。取扱保険会社は AIA、Tokio Marine Life Insurance(東京海上)、Bupa Health Insurance、Muang Thai Life Assurance など多数あり。

4. 傷害保険など
働いていない外国人でも加入できる民間保険。事故・病気で死亡した時のみの保障など。無数の商品と組み合わせがある。年額数千バーツ〜。

5. キャッシュカード
こちらの記事にも書いたように、キャッシュカードの種類によっては傷害保険が付いているものがある。


…とりあえずはこんなところだろうか。ちなみに私が加入しているのは「A-1.4.5.」と「B-3.5.」の計5つ。多いように思われるかもしれないが、ひとつひとつの保険料や保障額は少ないため大した金額にはならない。あと妻の分は「B-2.4.5.」の計3つ。続きを読む
posted by k | 日本脱出準備

海外移住時のクレジットカード再発行と更新

2011年11月03日
銀行の引き落とし口座を維持したままであれば、とくに手続きをしなくても現在保有中のクレジットカードは海外移住後もそのまま継続して利用可能。ただし、紛失・盗難時や更新時に海外でカードを受け取りたい場合は各社対応が異なるので要注意。以下、手持ちカードの調査結果を記載しておく。個人的な忘備録として。

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所得税法における「非居住者」の判定基準 - 租税条約と年金の課税問題

2011年10月18日
先日は住民税における「非居住者」の判定基準について書いたが、今回は所得税について所轄の税務署で聞いてきたことをまとめておく。


・「非居住者」かどうかは滞在期間の長さではなく住民票の有無で判断する。例えば、1年のうち11ヶ月をタイで過ごし残りの1ヶ月だけ日本に滞在したとしても、住民票を抜いてなければ「居住者」の扱い。当然、所得税の納税義務あり。

・「非居住者」=非課税ではない。仮に住民票を抜いて非居住者になったとしても、日本国内で発生する何らかの所得があれば所得税の納税義務がある。

・「非居住者」の税率は(所得の種類にもよるが)例えば事業所得や不動産収入等だと一律20%。しかも控除は雑損控除、寄附金控除、基礎控除の3つしか適用されない。

・「非居住者」はイータックスでの確定申告ができない。しかも納税のためだけに一時帰国しなければならないとしても、飛行機代は経費として認められない。

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posted by k | 日本脱出準備

地方税法(住民税)における「非居住者」の判定基準 - 住民票は抜くべきか

2011年10月10日
一身上の都合により長らくロングステイ計画を中断していたが、状況が変わりまた再開できる運びとなった。この数年間ネタも気力もなく放置気味だったこのブログも、なんとか立て直したいと思っている。

良い機会なので、ブログのタイトルにも入れている「ロングステイ」と「移住」の違いについて、自分の中ではっきりと区別するために書いておこう。別にはっきりさせる必要などないのかもしれないが、今後タイ移住の準備をすすめていく中で自分自身の立ち位置を見失わないために。

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