高いものばかり欲しがるタイの高校生

2016年02月10日
iphone

タイに限った話ではないかもしれないが、何か買ってやろうと思って高校生の子どもに欲しいものを尋ねても、とんでもなく高いものしか言わないので可愛げがないというよりむしろ憎たらしい。

具体的には、iPhone、パソコン、バイクなどで、いずれもウン万バーツもするものばかり。しかも、どれも(古いが)同等品をすでに持っていて、まだまだ使えるものばかりなのである。

こちらはせいぜい数千バーツくらいを想定して聞いているのに、あまりに桁違いなものばかり言われると、買ってやる気も失せて腹まで立ってくる。

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タイの所得が上がってきたとはいえ、地方都市チェンマイの一般庶民にとって2万バーツ超のiPhoneは月収2〜3ヶ月分に相当し、日本で言えば30〜50万円くらいの感覚。そんな超贅沢品を、1秒たりとも働いたことがない一般庶民の子どもが手にして良いわけがない。金持ちでもないのにこんなものを買い与える親はアホとしか言いようがない。同じiPhoneでもタイと日本とでは重みが全然違うのである。

「日本はiPhone安いんでしょ?」などと知ったふうなことまで抜かすが、全機種SIMフリーのタイとキャリアごとにSIMロックがかけられている日本とではスマホ販売の仕組みや料金体系が全く異なり、無知な人には安く見えるだけで、実際にはバカ高い料金を支払わされている。月々の維持費やら手数料やらを含めた総額では、むしろタイで買うよりも高くつくことがほとんど(とタイの子どもに理解させるのは極めて困難)。

いずれにせよ、Androidスマホがモッサリだった数年前ならともかく、今や6,000バーツそこそこの格安スマホでもストレスを感じさせない程度には動くのだし、どうせLINEかFacebookかゲームくらいしかしないに決まっているのだから、高額なiPhoneである必要性はまったくない。

パソコンにしても同様で、複数のソフトを同時に立ち上げたり動画を編集するなどの高度なことはするわけがなく、どうせFacebookかゲームか動画鑑賞くらいしかしないに決まっているのだから、サクサク動く新しいマシンである必要性はまったくない。

バイクは生活必需品とも言えるのでいずれは買うにしても、4万バーツ超(チェンマイの一般庶民の月収4〜6ヶ月分相当:日本では60〜100万円くらいの感覚)もする。欲しいと言われてホイと気軽に買い与えるべきものではない。

もっとも、タイ人の多くは(目先の支払いさえ少額なら)ローンで気軽にどんなものでも買ってしまうので、低所得層でも案外みんな新しいバイクに乗っているし、中には分不相応なiPhoneを子どもに買い与える馬鹿な親もいる。そんな例外的なのがクラスに2人位いたりすると、「みんな持ってる」などと言って欲しがるのである。
posted by k | 物価・生活費

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